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代表的な履修例

履修例5:ゲノム科学に関わる生物統計学者を目指す例(一般コース)

(1)対象学生

医学部医学科・歯学部歯学科以外の大学を卒業した者

(2)目標進路

ゲノム統計学者またはバイオインフォマティシャン(生命科学と統計科学の双方に関する学識を有し、計算機科学の技術を応用して生命科学の諸問題を解明しようとする研究者)として国際的レベルで活躍できる研究者・指導的人材を養成する。
 本修士課程修了後は、教育研究機関や医療機関、民間検査機関などでゲノム統計学者・バイオインフォマティシャンになる。あるいは博士課程に進学してさらに高度な学術的専門性を修得する。

(3)論文テーマの例

○○病の発生に関わる遺伝要因に関するゲノムワイド解析

(4)履修科目

科目区分  授業科目  単位数
必修 選択
共通科目 疫学研究デザイン入門 1
行動医学入門 1
医療倫理学Ⅰ 1
社会医学演習 2
専門科目 医療管理学 1
環境医学 1
医学統計学入門 2
疫学概論 1
分子疫学 1
医学データ解析入門 2
データ管理学Ⅱ 2
ゲノム統計学 1
バイオメディカルゲノム情報解析実習 2
実習・特別研究科目 中間審査 2
論文研究 10
30

(5)履修内容の説明

医学部医学科・歯学部歯学科以外の大学を卒業し、すぐ入学した学生の履修例である。全コースの必修6科目(疫学研究デザイン入門、行動医学入門、医療倫理学Ⅰ、医療管理学、環境医学、医学統計学入門)により公衆衛生の素養を学習する。その学生はゲノム疫学の研究者となることを目指しているので、疫学概論に加えて、統計解析やデータ管理に関する科目(分子疫学、医学データ解析入門、データ管理学Ⅱ、ゲノム統計学、バイオメディカルゲノム情報解析実習)を選択履修する。そのうえで、所属する分野の専任教員の指導のもとで修士論文を作成する。